シュビップボーゲン(アーチ形キャンドルスタンド)のアーチは、坑道の入り口を表しています。
ドイツのエルツ地方にあるザイフェンは、今はおもちゃのふるさとと呼ばれていますが、その昔は鉱山の町でした。村の男たちのほとんどが、鉱山の坑夫となって働いていました。
暗く危険な鉱山の中で一日を過ごした男たちが家路に着くころ、あたりはもう暗やみになっていたんだそうです。まるで闇から闇へ渡り歩くように、日の光に当たらない生活をする抗夫達は「光」に対する特別な思い入れを持っていました。
妻たちは夫の鉱山での無事の祈って、このシュビップボーゲン(アーチ形キャンドルスタンド)を窓辺に飾り、ろうそくに明かりをともして、日々夫の帰りを待ったのだそうです。
ミューラーのシュビップボーゲンの明かりをみていると、不思議に穏やかな気持ちにさせられます。一つ一つ丁寧に作られるシュビップボーゲンに、今でもそんな祈りが込められているのでしょう。
エルツィの村の教会の前で賛美歌を歌う聖歌隊と素朴な村の様子がモチーフになっています。落ち着いたデザインのシュビップボーゲンです。
4代、100年以上続くミューラー社は1899年創業。今ではザイフェンを代表するおもちゃ工房です。
5本のロウソクの先が電球になっています。
→その他ミューラー社のキャンドルスタンドの一覧はこちら
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ドイツ・ミューラー社について
旧東ドイツ、チェコとの国境に近い村、ザイフェンでドイツのクリスマスを象徴する、シュビップボーゲン(アーチ型キャンドルスタンド)や、クリスマスピラミッドを作るミューラー社
ザイフェンの教会、何百年もの間、坑夫の安全を見守ってきた「天使と坑夫」・・・ ミューラー社の秀逸なクリスマスピラミッドや、シュビップボーゲンには、おもちゃの歴史が凝縮されています。ミューラー社では、金色以外の色は、全て自然の木目だけで表現しています。1つ1つのパーツを、熟練した職人が、丁寧な手仕事で仕上げていきます。
先代の社長、故・ギュンター・ミューラーさん ※ 写真右 は、社長を引退したのちも現役のマイスター(職人)を続けていました。半世紀以上、ミューラーの美しいクリスマス・ピラミッドや、アーチをその手で作り出してきたのです。現在のミューラー社の製品のほとんどが、ギュンター・ミューラーさんのデザインです。
取材:藤田紀子
⇒おもちゃメーカー訪問記(ドイツ・スイスおもちゃ作りの心に触れる旅) ミューラー社 クリスマスを彩る ドイツ伝統工芸の最高峰はコチラ ● 商 品 説 明 |
■ メーカー | ミューラー社(ドイツ) |
■ 対象年齢 | おとなの方へ |
■ サイズ | サイズ(幅×奥行き×高さ):57x11x32cm ろうそく型電球の高さ:6.5cm |
■ 商品内容 | ろうそくの灯型電球(純正品)5本付 ※購入後は当店購入者に限りまして、電球のお取り寄せに対応いたします。 ミューラー社電球純正品:110円。 |
■ ご注意 | ※お取り寄せ商品につき、決済確認後お届けとなります。
※代金引換便はご利用いただけません。
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■ キーワード | エルツ、エルティ、エルツィ、ザイフェン、シュビップボーゲン、アーチ形、ミューラー、クリスマス、ドイツ、木工芸、ろくろ、シュヴィプボーゲン、シュビプボーゲン、シュヴィプボーゲン |